優待クロスの取り組み方

優待クロス

給与所得がなくなった後のもう一つの投資所得として優待クロスに取り組む予定です。優待クロスは売買手数料と信用手数料のみのリスクフリーな投資方法のため、生活防衛資金の運用先として考えています。生活防衛資金として1,000万円を常に手元に置いておくつもりのため、1,000万円を元手に優待クロスに取り組み年利5%で回って毎年50万円分の優待を取得できないかと目論んでいます。

取り組み方

一口に優待クロスといってもやり方はたくさんあります。1ヶ月以上前から積極的に一般信用を取りに行く、リスクをとって制度信用も使う、いろいろな証券会社の一般信用在庫をチェックして使い倒すなどです。

そしてもちろんたくさん取ろうとすると手間がとてもかかります。そのため、私の方針は最も手数料が安いSMBC日興証券で約2週間位前から一般信用の在庫をチェックし始め、取れるものだけをとる。また、対象はクオカード、ギフトカードといった換金性の強いものとしています。給与所得がなくなって本格的に取り組むようになったら、買い物券など生活の中で使う優待にまで広げようとは思っていますが、使う証券会社を増やしたりもっと前から取得するということはしないと思います。

これまでの実績

優待クロスもトラリピと同様、昨年夏頃からテスト運用をスタートしています。その実績は以下の通りです。

クオカードギフト券お米券図書券カタログギフト
2020/084社/2,500円1社/2kg
2020/0921社/19,000円1社/3kg1社/5,000円
2020/10
2020/112社/1,500円
2020/123社/2,500円
2021/01
2021/021社/500円3社/4,000円1社/500円
合計31社/26,000円3社/4,000円2社/5kg1社/500円1社/5,000円

半年で合計37,700円分の優待を獲得できました。優待はやはり9月と3月に集中するようで毎月平均して取れるものでもないので、あまり参考にはなりませんが年間50万円分の優待クロスは結構ハードルが高いと感じています。

その対策の一つとして長期保有株主への優待がある企業の株を1株だけ保有し始めています。長期保有株主への優待のみしかないケースであれば、競争率も低く容易に取得できるのではないかと考えてのことです。ただ、そのような会社で端株保有でその権利が得られそうなのは37社84,000円分しかありません。仮にこれが全て取れるとして家族3人分を取るとすると252,000円となり、目標の50万円まで後半分となります。

この半年の結果の37,700円は1名義ですので、3名義とすると113,100円となり、さらに最も優待が多くなる3月が入っていませんので、これであれば達成できそうな感じです。ここまでうまくいくかはわかりませんが、生活防衛資金の1,000万円を無リスクで運用していけるのは非常に助かるので、引き続き検討していくつもりです。

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