徐々にPERが下がってきました。コロナ前をみてもそこまで高いとは思えません。さらに、現在の業績予想は上方修正されると思っており、そうするとさらにPERは下がります。
2021年7月期第3四半期業績
確かに、前年同期比の数値をみると印象が悪いのですが、前年の特需を除いた数字を確認すると引き続き業績は絶好調だというのがわかります。売上総利益率も上がっており、特に何も言うことがありません。
2021年7月期第3四半期単独業績
四半期単独で前年同期比をみると、成長率が物足りません。しかし、昨年度は1Qから3Qにかけて断続的に特需の影響があったようで、各四半期から特需の影響をのぞくと、売上で15%前後、利益で20%の成長を続けています。昨年度についても、特需を除いても売上利益とも10%超の成長ということで、その成長性に陰りは見られません。むしろ、コロナ後のDX化の加速で、成長は増加していると思います。
2021年7月期業績予想
第2四半期、第3四半期並みの数値を第4四半期も稼ぐと仮定すると、利益は1億円程度の上方修正が見込まれます。EPSも45円くらいになるので、今の株価でPERは33倍と下限くらいまで落ち込みます。
システムソリューション事業・Cross事業ともにこの成長性を維持して2022年7月期の業績見込みで強い数値が出てくれば、株価は一気に跳ねると考えています。また、仮に保守的な見込みを出してきたとしても、現在の株価自体が十分に下限に達していると考えています。
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