7600 日本エム・ディ・エムの2022年3月期第2四半期決算レビュー

個別銘柄分析

2022年3月期第2四半期業績

業績は好調です。ただ、2Q単体で見ると売上と利益共に前年度比で減収減益でした。詳細を見ると米国が減速したためで、決算説明資料によると7月〜9月のCOVID19の再拡大によるものということです。現在はCOVID19は米国でも収まっており、正常な経済活動に急激に回復しています。現時点の通期に対する進捗率が悪いですが、十分に達成可能だと思っています。

2Q単体の営業利益率が11.7%と低い数値ですが、これは売上に占める自社製品の割合が下がったことが影響しているということです。ただ、すでに自社製品の割合は80%を超えています。今後、さらに自社製品の割合を上げれるのかが、利益率向上の鍵になってきそうです。

2022年3月期業績

コロナの収まりは確実にプラスの影響を与えるはずですが、予想以上に米国が回復しません。ただ、今後はコロナも薬の開発とともに収まってくれるでしょうから、最低でも通期見込みの達成はできると思っています。

コメント