2021年2月の各指数の状況

投資指標

株式投資をする上でマーケット全体の状況を捕まえるために、騰落レシオ、日経平均株価EPSを定期的にチェックしています。2月に入ってマーケットは下落していますが、騰落レシオなどから見ると売られすぎといった水準ではありません。

日付EPSEPS前年同月比差分日経平均前年同月比騰落レシオ
2020/031,516▲12%90%
2020/041,257▲32%91%
2020/051,056▲49%103%
2020/061,233▲37%106%
2020/071,213▲38%100%
2020/081,050▲44%114%
2020/091,006▲44%105%
2020/101,030▲44%100%
2020/111,090▲28%113%
2020/121,086▲27%115%
2021/11,104▲12%118%103.61
2021/21,330▲11%129%102.58

EPS前年同月比差分

この数字は、EPSの前年同月比の%をさらに前年同月で比べたものです。つまり2021/2のEPS前年同月比が82%で、2020/2のEPS前年同月比が93%であれば、EPS差分は▲11%となります。

2012年以降で見てみると、EPS差分は60%~▲60%で推移し、上向きであれば日経平均も上向きという傾向が見て取れます。

コロナの時の動きを見てみると株価に遅れてEPSが下がったことによって、2020/5にEPS差分が底をうちます。その後は一旦、夏ごろにEPSが落ち込みますが2020/5の底を割ることなく回復してきています。少なくともEPS差分がプラスに浮上するまでは、日経平均も上がるのではないかと思っています。

日経平均前年同月比

この数値は単純で、1年前に比べてどれくらい日経平均が上がっているのかです。こちらも、2012年以降は160%~70%くらいの間で推移しています。こちらの指標からすると、今の日経平均は割高と言えるうえに昨年の3月末の日経平均が18,917円であるため、今の29,000円が変わらなかったとしても160%近くになります。ただ、その後は、日経平均は右肩上がりのため、この数値は下がっていきます。ここから考えると、3月は引き続きヨコヨコで4月くらいから上がり始めるのかなあと思っています。

騰落レシオ

私の投資戦略としては、日ごろはフルインベストメントで騰落レシオ80を切ったタイミングで信用取引を解禁ということにしています。まだ102ということで、もう少し下がって欲しいものです。

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