両親が高齢になった時にお金の管理にある程度、関与するのかしないのかというのは両親との関係性にもよると思いますが、私は積極的に関与をしています。今回、両親を説得して生活費用の銀行口座を住信SBIネット銀行に変えることにしました。
恐らく多くの他の高齢者と同様、私の両親もゆうちょ銀行を年金の受取口座兼生活口座としていました。昔から使っているという理由だけで。ですので、振込みなどもゆうちょ銀行のATMで行い、その都度振込手数料を支払っています。なんとか、ゆうちょダイレクトは開設したのでMoney Forwardへの登録はできて確認はできていたのですが、なんとも不便です。
さらに、複数の銀行口座を使っているので、お金の出し入れをATMで引き出して、別のATMで入金してということを毎月やっていました。キャッシュカードや現金の置き忘れなど防犯上も極めてよろしくありません。実際、クレジットカードは年に1回のペースでなくしています。
ATM入出金手数料、他行振込手数料無料の基準クリアが簡単
ランク2でも十分な回数だと思いますが、なんとスマート認証NEOを登録するだけでクリアとなります。ランク3でも下の3つのサービスを利用すればよく、①SBIハイブリッド預金の月末残高あり、②外貨預金月末残高ありは簡単に達成できます。もう一つですが、年金受取は月内に入金ありなので隔月入金である年金の場合は、2カ月おきにしかランク3になりません。
ずっとランク3を維持したい場合は、もう一つ別のサービスを利用する必要があるのですが、純金積立の月末時点で契約ありが使えます。これは契約ありが条件なので、契約はしたけど積立はストップしているという状態でもカウントされます。
私は今のところ、年金受取で2カ月に1回ランク3でいいかなと思っていますが、簡単にランク3までは達成できるのがわかると思います。
ATM入出金無料 | 他行振込手数料無料 | |
ランク1 | 2回 | 1回 |
ランク2 | 5回 | 5回 |
ランク3 | 10回 | 10回 |
ランク4 | 20回 | 20回 |

サービス対象ATMが幅広い
セブンイレブン、ファミマ、ローソンの主要コンビニはもちろんのこと、ゆうちょ銀行ATMも利用できます。明らかにコンビニの方が家から近いし便利だと思うのですが、ゆうちょ銀行のATMを使いたいということでも、住信SBIネット銀行で対応できます。

定額自動振込サービス
このサービスは、毎月決まった振込をする場合、初期設定をすることで自動で決まった日に決まった金額で決まった振込先に振込をしてくれます。住宅ローンを別口座で支払っている、家賃を振込しなければいけないなどかなり便利なのですが、両親に限って言えば生協の宅配サービスの支払いに使えます。生協の宅配サービスは、今どきクレジットカードは使えず、口座振替の設定ができる銀行もメガバンク、主要地銀、信用金庫のみでネット銀行は使えません。
ということで、生協の宅配サービス用にゆうちょ銀行口座を使うつもりですが、その際にこのサービスで毎月自動でゆうちょ銀行に振込ができるわけです。
スマート認証NEOや定額自動振り込みサービスなど初期設定が大変なので、これだけは代わりにやる必要がありますが、あとは普通に利用できると思います。さらに、インターネットで簡単に利用状況を確認できるため不審な動きのチェックにも役立ちます。
どうしても窓口に行かなきゃだめだということさえなければ、高齢者でも十分に住信SBIネット銀行は使えると思います。
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