ポートフォリオと収入の柱の多様化

FIRE

以前、退職後の収入と支出計画という記事で収入の柱は3本立てと書きましたが、収入はできる限り多様化させるのがいいと思っています。

新たにオプション取引に取り組むことにしたので、最新の収入計画をまとめてみたいと思います。

総資金額と複数の収入源と目標利回り

収入と言っても労働収入ではなく、金融資産からの投資収益になるので総資金額が重要です。
現在、年間1千万円の貯金ができていますので、4年間で4千万円が貯まるはずです。この4千万円を原資として、個別株以外のトラリピとオプションを行う予定です。

最初はトラリピに4千万円と考えていましたが、オプションができそうなのでより分散させるためにオプションとトラリピを半分ずつと考えています。

現在

総資金:3.3億円

  • 個人
資金利回り収益
個別株配当3.3億1.3%425万
実物不動産34万
合計3.3億1.4%459万
退職後(4年後)

総資金:3.7億

  • 個人
資金利回り収益
個別株配当3.2億1.3%412万
優待クロス0.1億5.0%50万
実物不動産34万
合計3.3億1.5%496万
  • 法人
資金利回り収益
トラリピ0.2億10%200万
オプション0.2億12%240万
合計0.4億11%440万

リートや債券などを使わない理由

資産クラス別リターンを利用した投資戦略という記事でも書きましたが、基本的な考え方として原資産が自己成長しない場合は、リターンの源泉はトレーディング次第でゼロサムゲームだと思っています。FXやコモディティですね。リートも保有する不動産の価値次第で、その価値は市場価格の需給できまります。決して不動産は自己成長しません。

債券は、条件のいい社債などが購入できるのであれば倒産しない限り元本+利率が保証されるためいいとは思うのですが、個人でこのような社債を購入するのは資金的にも購入機会という観点からも現実的ではありません。

ということで、長期保有するのであれば株式が唯一の選択肢だと考えています。その株式の中でインデックスとするのか個別株式とするのかは、その人の取り組み方次第ですが、私は日本の小型成長株を対象としています。

一方、FXやコモディティというトレーディングで収益を上げる必要がある資産は、個人が自分の資産でやる場合はルールを決めて機械的にやらないと継続性という観点からあてにすることはできません。そういう意味で、FXのトラリピ、オプションのCSPとCCWは個人が取り組める機械的なトレーディングだと思っています。

実物不動産への考え方は以下の記事を読んでもらえればいいのですが、余程、投資手法がユニークで他者との差別化ができない限り満足するリターンは得られないというのが結論です。その根本は、日本は長期的には土地の値上がりは見込めないという点で、元本が年々下がっていく資産に高レバレッジで投資をするようなものです。この状況でリターンを上げるためには、相場より安く買うか、バリューアップをして相場以上に物件価値を高めるしか方法がありません。そのどちらもできず、相場並みの物件を不動産会社のおススメに従って買うしかない場合は、儲からないというのが結論です。

以上のことから、私は、長期保有は個人で株式、トレーディングは法人でトラリピとオプションというのがいいのではと思っています。

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